複数の職種を対象にする制度
日本再生医療学会は、再生医療認定医、細胞培養加工施設管理士、上級臨床培養士、臨床培養士などを認定しています。公式説明では、法令、倫理、細胞加工などの教育プログラムと試験を通じて、一定の学識や能力を確認するとされています。
医師の診療能力だけでなく、細胞を扱う施設の管理、製造・品質管理、培養技術などを分けて考える点が、この制度の特徴です。誰が、どの工程を担う資格なのかを確認する必要があります。
再生医療認定医の要件
学会が示す再生医療認定医の要件には、標準的な医療内容を説明する責任、細胞の培養方法や性質に関する知識、疾患の専門医と連携した適応判断、倫理・法的知識、十分な経験が含まれます。
これは、再生医療を説明し、適切な連携や判断を行うための資格要件です。資格を持つことだけで、特定の治療の有効性、安全性、費用対効果、患者さんへの適応が保証されるわけではありません。
資格と治療評価を分ける
治療を検討する際は、資格の確認に加えて、対象疾患、治療の根拠、承認・研究・自由診療の位置づけ、リスク、代替案、治療後の対応を確認します。資格は医療者を知る一つの情報であり、治療を自動的に推奨する印ではありません。